生後1か月を迎えたばかりのある夜、末っ子が発熱しました。
3か月未満の赤ちゃんの発熱は入院になることが多いと聞いていましたが、まさかその後も発熱を繰り返し、生後1〜3か月の間に4回も入院することになるとは思っていませんでした。
最初は「上の子や夫から風邪をもらっただけだろう」と考えていました。
しかし入院を繰り返したことで、大学病院の先生から免疫の検査を勧められることになります。
現在も経過観察中で、診断はまだ確定していません。
この記事では、生後1〜3か月で4回入院した末っ子の経過や、その時に感じた不安、面会できない入院生活について体験談としてまとめています。
同じように赤ちゃんの発熱や入院で不安を抱えている方の参考になれば幸いです。
実は真ん中の子は消化管アレルギー(卵黄)があり、負荷試験で入院した経験があります。
その時の状況はこちらでまとめています


生後1〜3か月で4回入院した体験を残そうと思った理由

末っ子が初めて発熱してから、私は必死にインターネットで情報を探しました。
「生後1か月 発熱」
「新生児 発熱 入院」
「赤ちゃん 発熱 繰り返す」
そんな言葉で検索していたことを今でも覚えています。
発熱して入院した体験談は見つかりましたが、生後数か月の間に何度も発熱し、何度も入院したケースはあまり見つかりませんでした。
そのため、「うちの子だけなのでは?」「何か大きな病気が隠れているのでは?」と不安になることもありました。
もちろん、発熱の原因や経過は子どもによって異なります。
我が家の場合も、最終的に免疫不全と診断されたわけではありません。
それでも、生後1〜3か月で4回入院し、現在も大学病院で経過観察を続けています。
この記事は医療的なアドバイスではなく、あくまで一家庭の体験談です。
当時の記録や記憶をもとに、できるだけ正直に残しておこうと思います。
生後1か月で初めての発熱と入院

末っ子が初めて発熱したのは、生後1か月になったばかりの夜でした。
数日前から夫が風邪をひいており、「うつらないといいな」と思っていた頃です。
発熱時の状況
- 生後1か月になったばかり
- 数日前から夫が風邪をひいていた
- ミルクの吐き戻しが増えた
- 抱っこでしか眠れない
- 布団に置くとすぐ泣く
- 「うーうー」と苦しそうな声を出していた
- 体温は38.3℃前後
普段ほとんど吐き戻しをしない子だったので、ミルクを吐いた時点で少し違和感がありました。
さらに、いつもなら抱っこで寝かしつけて布団に置けるのに、その日は全く眠れません。
「なんだか様子がおかしい」と思って熱を測ると、38℃を超えていました。
深夜に病院を探すことに
夜中2時頃、病院案内ダイヤルへ電話しました。
案内されたのは自宅から車で40分ほど離れた大学病院でしたが、受診には紹介状が必要とのこと。
- 夜間救急を受診
- 紹介状を作成してもらう
- 大学病院へ移動
早く病院で診て欲しいのに、この流れが必要に…!
夜中の移動は大変でしたが、この時はとにかく診てもらいたい気持ちでいっぱいでした。
入院が決定
大学病院で実施した検査
- 血液検査
- 尿検査
- 培養検査
生後3か月未満の発熱は重症感染症の可能性もあるため、培養検査の結果が出るまで入院することになりました。
先生からは、「培養結果が出るまで1週間ほどかかるため、その間は入院になります」と説明を受けました。
病棟へ上がれたのは朝6時半頃だったと思います。
その頃には熱は下がっていましたが、結果が出るまでは安心できませんでした。
面会はできたが付き添いはできなかった
私が入院した病院では、付き添い入院はできませんでした。
- 子どもだけが入院
- 面会時間内のみ面会可能
- 毎日搾乳した母乳を届ける
- 着替えやオムツなども届ける
面会時には直接授乳もできたため、それだけが救いだったように思います。
検査結果
約1週間、面会時間に通い続け、ようやく培養検査結果が出ました。
医師からは、「風邪か、もしくはこもり熱だった可能性があります」と説明を受けました。
退院後のフォローアップ外来でも特に問題はありませんでした。
コロナ感染で面会もできなかった2回目の入院

1回目の入院から退院し、「これでひと安心かな」と思っていた矢先のことでした。
1月下旬、今度は夫がコロナに感染しました。
家の中でできる限り気をつけていましたが、その後末っ子も発熱と嘔吐の症状が出始めます。
2回目入院時の状況
- 1回目の退院から半月ほど
- 夫がコロナ感染
- 末っ子も発熱
- 嘔吐・吐き戻しが増える
- かかりつけでコロナ陽性判明
- 生後間もないため入院決定
かかりつけで検査を受けた結果、末っ子もコロナ陽性でした。
受診した時には熱は下がっていましたが、月齢が低いこと・嘔吐が続いていたことで入院することになりました。
今回は家から近い大学病院へ
入院先は自宅から車で10分ほどの大学病院でした。
近い病院になったことはありがたかったのですが、今回はコロナ陽性だったため状況が違いました。
外来の時点で隔離対応となり、診察も通常とは別の流れ。
コロナ陽性だったため、外来から完全隔離。
私は病棟へ上がることも許可されませんでした。
病棟へ向かう末っ子を見送ることしかできず、防護服を着た看護師さんに抱っこされて行く姿を見送ったのを覚えています。
隔離のため面会は一切できず
今回一番つらかったのは面会ができなかったことです。
面会不可で荷物はどうする?
- 着替え
- タオル類
- オムツ
- 搾乳した母乳
面会ができない場合は、病棟前で看護師さんを呼び、持ってきたものを受け渡す形になりました。
2日で退院
幸い、発熱は再び上がらないミルクも飲めるようになるなど状態は安定していました。
そのため入院から2日ほどで退院することができました。
退院できたことは嬉しかったものの、この時はまだ、この後さらに入院を繰り返すことになるとは思っていませんでした。
退院しても続く体調不良と3回目の入院

2回目の入院は2日ほどで退院となりました。
コロナ感染による入院だったため、「これで少しずつ回復していくだろう」と思っていたのですが、なかなか体調が戻りませんでした。
退院後の様子
- コロナの風邪薬を服用中
- ミルクは飲めている
- 熱はない
- ただし呼吸が苦しそう
- 鼻や喉の分泌物が多い様子
特に気になったのは呼吸でした。
ゼーゼーというより、「ズビズビ」「ゴロゴロ」という感じで、何かが詰まっているような音がします。
見ていても苦しそうで、気になって何度も様子を確認していました。
かかりつけを受診
心配になり、かかりつけを受診しました。
診察では、胸の音が気になる・分泌物が多そうとのこと。
吸引をしてもらうと少し楽そうになるのですが、時間が経つとまたズビズビした状態に戻ってしまいます。
「コロナの後だから仕方ないのかな」と思いながら様子を見ていました。
再び発熱
しかし、かかりつけを受診した翌日のことでした。
また発熱したのです。
しかも夜。
生後間もない赤ちゃんの発熱だったこともあり、以前入院していた大学病院へ向かいました。
検査で分かったこと
- コロナはまだ陽性
- 血液検査で炎症反応あり
- レントゲン検査実施
そしてレントゲンの結果、無気肺になっていることが判明しました。
そのまま入院が決まりました。
3回目の入院時の状況
- コロナ陽性継続中
- 無気肺が判明
- 再び入院
- 面会不可
- 搾乳と荷物のみ受け渡し
コロナ陽性だったため、2回目の入院と同様に面会はできませんでした。
毎日病院へ行き、搾乳した母乳・着替え・必要な荷物を看護師さんへ預けるだけです。
顔を見ることもできません。
「もっと早く受診していれば」
今振り返ると、「あのズビズビした呼吸の時点で、もっと早く病院へ相談しても良かったのかもしれない」と思うことがあります。
もちろん結果論ですし、当時もかかりつけを受診していました。
- 呼吸が苦しそうだったこと
- 分泌物が多かったこと
- なかなか回復しなかったこと
ただ、当時の状況を考えると、もっと何かできたのではないかと考えてしまいました。
入院中の様子
幸い入院中は状態が安定していました。
発熱なし・無気肺も改善・呼吸症状も落ち着いたとのことで、1週間ほどで退院となりました。
主治医の先生からは電話で経過説明もあり、「今はこういう状態です」「このまま問題なければ退院できます」と丁寧に伝えていただけたのは安心材料でした。
退院しても気が抜けなかった
ただ、退院後も安心できませんでした。
なぜなら今度は夫がインフルエンザにかかったからです。
さらに上の子も発熱。
フォローアップ受診までの間に、末っ子も数時間だけ発熱することがありました。
その後、かかりつけで検査を受けたところインフルエンザ陽性。
ただし、ミルクは飲めている・呼吸状態も安定・全身状態も悪くないとのことで、今回は入院には至らず、タミフルを服用し自宅で療養することができました。
「熱を出しすぎでは?」と言われた4回目の入院

3回目の入院を終えた後は、しばらく発熱もなく過ごせていました。
「ようやく落ち着いたかな」と思い始めた頃だったと思います。
しかし、生後3か月になる頃、再び発熱しました。
4回目入院時の状況
- 前回の入院から約1か月
- 家族の誰かが風邪をひいていた
- 末っ子も発熱
- 休日だったため大学病院を受診
- そのまま入院
この時点で、生後1〜3か月の間に4回目の入院です。
私自身も、「またか…どうして?」という気持ちでした。
今回も検査では異常なし
病院ではこれまでと同様に検査を受けました。
- 血液検査
- 尿検査
- 培養検査
しかし今回も、検査で大きな異常は見つかりませんでした。
そのため感染症としての原因ははっきりしません。
ただ、これまでの経過を見た先生から、「さすがに熱を出しすぎですね」と言われました。
免疫検査を勧められる
ちょうどその日、免疫を専門にしている先生が病院にいらっしゃったこともあり、「念のため免疫の検査をしてみましょう」と提案されました。
生後間もない赤ちゃんはお母さんからの免疫があるので病気になりにくいようですが、まれに免疫がうまく機能しておらず体調を崩してしまう子がいるとのこと。
- 生後1〜3か月で4回入院
- コロナ
- 無気肺
- インフルエンザ
末っ子は生後3ヶ月までに立て続けに体調を崩していたため、免疫不全の可能性を指摘されました。
免疫検査は血液をとり、免疫を調べる機関に提出して1週間ほどで結果が出るとのことでした。
面会時の状況
- 面会は可能
- 1日20分程度
- 搾乳や荷物を届ける
- 病室外の面会ルームで会える
面会できない時期を経験していたので、会えるだけありがたい。
そう思う反面、20分という時間は本当にあっという間でした。
1週間ほどで退院
幸い今回も経過は良好でした。
発熱は落ち着き、体調も回復。
約1週間で退院となりました。
フォローアップでも特に問題はありませんでした。
ただ、この時は今までと違い、「原因を調べるための検査結果待ち」という新しい不安がありました。
免疫検査の結果と現在の経過

4回目の入院中に採血を行い、免疫検査を受けることになりました。
退院後、結果を聞くために大学病院を受診。
初回の免疫検査結果
検査の結果、先生から説明された内容は次のようなものでした。
免疫検査結果(生後3ヶ月時)
- IgA(体を守る免疫のひとつ)はある
- 完全な免疫不全ではない
- IgG(感染症から体を守る働きをする免疫のひとつ)が少し低め
- 現時点では診断はつかない
- 今後の経過を見ていく必要があり
先生からは、「全く免疫がない状態ではありません」と説明がありました。
一方で、「まだ月齢が低いので、もう少し成長してから再検査しましょう」とのことでした。
BCGは見送りに
この時に言われたのがBCGについてです。
日常生活については、「特別な制限なく普段通り生活して大丈夫」とのことでした。
ただし、今後の予防接種や発熱時については以下のような説明がありました。
かかりつけ医にも状況を伝えたところ、幸いにも大学病院の担当医と知り合いだったため、話がスムーズにいきました。
我が家のかかりつけ医は産院併設のはぐくみ母子クリニックです。
こちらでの出産の様子はこちらの記事でまとめています



5か月時点で再検査
その後、大きな発熱もなく2か月ほど過ごすことができました。
私自身、「ここまで元気なら免疫も上がってきているのかな」と思っていました。
そして5月下旬、再び採血を受けました。
免疫再検査結果(生後5ヶ月時)
- 大きな改善なし
- 数値はほぼ横ばい
- 1ヶ月後再検査
- BCG延期
入院を繰り返していた頃と比べると、今は元気に過ごせています。
ただ、数値が思ったように上がっていなかったことには驚きました。
この記事を書いている現在も、末っ子は経過観察中です。
また検査結果や経過に変化があれば、追記したいと思っています。
まとめ
生後1〜3か月の間に、末っ子は4回入院しました。
- 生後1か月で初めての発熱・入院
- コロナ感染で2回目の入院
- 無気肺が見つかり3回目の入院
- 「熱を出しすぎでは?」と言われ4回目の入院
- 免疫検査を受けることに
- 現在も経過観察中
- BCGは延期中
現在の末っ子は元気に過ごしています。
ただ、免疫の数値はまだ経過観察が必要な状態で、来月も再検査を予定しています。
まだ治ったわけでも原因がはっきりしたわけでもありませんが、
- 生後間もない赤ちゃんの発熱で不安な方
- 入院を繰り返していて心配な方
- 免疫検査を勧められた方
にとって、ひとつの体験談として参考になれば嬉しいです。
私自身、何度も検索して同じような経験をした方の記事に助けられました。
この記事も、誰かの不安を少しでも軽くするきっかけになればと思います。

