【トイトレ】補助便座orおまるはどっちがいい?保育士ママが教える選び方ガイド

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「そろそろトイレトレーニング(トイトレ)を始めたいけど、補助便座とおまるはどっちがいいの?」とお悩みではありませんか?

トイトレをスムーズに進めるためには、お子さんに合ったグッズ選びがとても大切です。

しかし、補助便座とおまるにはそれぞれメリット・デメリットがあるため、どちらが向いているかはお子さんの性格や家庭環境によって異なります。

そこでこの記事では、補助便座とおまるの違いやメリット・デメリット、選び方のポイントを徹底解説!

実際におすすめのアイテムもご紹介するので、ご家庭に合うものを選ぶ参考にしてくださいね。

お子さんにぴったりのグッズを選んで、楽しくトイトレを進めましょう。

目次

補助便座とおまるの違いは?メリット・デメリットを徹底比較!

トイトレの補助便座とおまるって、どっちを選べばいいの?

トイトレグッズって何を選んだらいいのか悩みますよね?
ここからは、補助便座とおまるの特徴とメリット・デメリットを徹底解説します!

補助便座とは?

補助便座は、大人用のトイレに取り付けて使用する子ども用の便座です。

通常の便座よりもサイズが小さく、子どもがおしりを落とす心配がありません。

補助便座のメリット

トイレの環境に早く慣れる

補助便座を使って大人と同じトイレで排泄するため、トイトレ完了後の移行がスムーズです。

大人用のトイレに慣れていれば、外出先でも適応しやすくなります。

掃除が楽で衛生的

補助便座はおまると違い、排泄物を処理する手間がなく、大人のトイレと同様に流すだけ。

使用後はサッと拭くだけで清潔に保てるため、衛生的です。

収納スペースを取らない

コンパクトな設計で、トイレの隅や壁にかけて収納できるタイプが多いので、保管場所をとりません。

補助便座専用のスタンドも販売されていますよ。

長く使える

補助便座は、初期のトイトレから、自分で座れるようになるまでの長期間で使用できます。

トイレに慣れてくると、1人で補助便座に座れるようになり、大人の負担が減りますよ。

外出先のトイレでも対応しやすい

普段から大人用のトイレで排泄しているため、外出時のトイレも抵抗なく使えるようになりやすくなります。

外出が多いご家庭にはおすすめです。

補助便座のデメリット

トイレに入るのを怖がる子にはハードルが高い

トイレの音や雰囲気が怖いと、座ること自体を嫌がる場合があります。

無理強いすると排泄自体を怖がるようになる可能性もあるため注意が必要です。

足がつかないため、踏ん張りにくい

便座が高いため、しっかり踏ん張るには踏み台が必要になります。

足がついた方がスムーズに排泄できるため、踏み台を利用しましょう。

トイレの温度や環境の影響を受けやすい

夏は蒸し暑く、冬は寒いなど、トイレの環境によっては長時間座るのを嫌がることもあります。

トイトレの開始時期などを調整しないとうまくいかない場合に注意!

トイレまで間に合わないことがある

家のトイレが遠いと、トイレにたどり着く前に間に合わないこともあります。

間に合わずに失敗することで、「うまくできなかった」とトイトレに対してネガティブな意識を持ってしまい、トイレを嫌がってしまう場合があります。

おまるとは?

おまるは、トイレとは別に部屋に設置して使う小型の便器です。

リビングや寝室など、子どもが過ごしやすい場所に置くことができ、トイレに行くのを嫌がる子でも気軽に使えるのが特徴。

おまるのメリット

足がついて踏ん張りやすい

しっかりと足が地面につくため、自然な姿勢で排泄でき、力みやすいメリットがあります。

特に便秘気味の子にはメリット大!

トイレを怖がる子でも安心して使える

お子さんによっては、トイレの音や空間が怖くて補助便座で難しい場合があります。

その点、室内のどこでも使えて、トイレという空間の影響を受けないおまるでは、トイレの環境が苦手な子でも無理なくトイトレを始められますよ。

好きな場所に置けるので、間に合いやすい

リビングや子どもの遊び場の近くに置けば、「トイレに行くのが間に合わない…」という失敗を防ぎやすいメリットがあります。

お子さんが安心できる空間でトイレができれば、トイトレに対してポジティブな感情を持てますね。

遊び感覚でトイトレを進めやすい

キャラクターものや、座ると音が鳴るタイプのおまるは、子どもの興味を引きやすく楽しくトイトレができます。

お子さんの好きなキャラクターがついているものを選べば、トイトレに意欲的になるかもしれません。

トイレの環境に左右されない

冬の寒いトイレや、夜中に起きたときも、おまるならすぐに使えるので便利です。

お子さんの安心できる場所で、排泄の練習ができるのはおまるの最大のメリットと言えます。

おまるのデメリット

トイレへの移行が必要になる

おまるに慣れすぎると、「トイレではできない!」と拒否する場合があり、トイレへの移行がスムーズにいかないことも。

大人用トイレへの移行時期は慎重に決める必要があります。

使用後の処理が大変

毎回おまるを洗う必要があり、衛生管理が少し面倒なのがデメリット。

特にニオイが残らないようにする工夫が必要です。

収納スペースが必要

コンパクトなおまるもありますが、補助便座に比べるとどうしても場所を取ります。

おまる用の収納スペースを確保できるかどうか、確認が必要です。

外出先のトイレに慣れにくい

自宅ではおまるで慣れていても、外出時にトイレでの排泄に戸惑うことがあります。

お子さん用のキッズトイレがある場所なら良いですが、ない場合にうまく排泄できない場合がある点に注意。

保育士ママ直伝!補助便座orおまるの選び方ガイド

補助便座かおまるかは、お子さんの性格や生活環境によって、どちらを選ぶべきか変わります。

ここでは、補助便座・おまるが向いているケースを詳しく解説し、選び方のポイントをご紹介!

補助便座がおすすめなパターン

1.早めにトイレでの排泄へ慣らしたい

「できるだけスムーズにトイトレを終えたい」「外出先でトイレに行く機会が多いから早く慣れてほしい」と考えている場合は補助便座がおすすめ。

最初から大人のトイレに座ることで、トイレへの抵抗感を減らせます。

2.トイレの空間や大人用の便座を嫌がらない

お子さんが「ママと一緒のトイレを使いたい!」「お兄ちゃん・お姉ちゃんと同じトイレでやりたい!」と興味を持っているなら、補助便座がスムーズに使えます。

大人の真似をしたがる時期にはぴったりですね!

3.グッズ使用後のお手入れに手間をかけたくない

おまるは使用後に毎回洗う必要がありますが、補助便座ならさっと拭くだけでOK!

「忙しいから、なるべく掃除が楽なほうがいい」というママ・パパにおすすめです。

4.外出の機会が多い

普段から大人用のトイレで排泄していれば、外出時のトイレも抵抗なく使いやすくなります。

「お出かけのたびにトイレ問題で悩みたくない…」という方には補助便座が◎。

5.子どもがトイレの流れを理解できる年齢(2歳半〜3歳頃)

トイトレを始める時期が2歳半〜3歳頃なら、最初から補助便座で進めてもスムーズなことが多いです。

言葉の理解も進み、親の説明を聞いて動ける時期ならトイレで成功しやすいですよ。

おまるがおすすめなパターン

1.トイレに入ることを嫌がる

トイレの空間を怖がったり、便座に座るのを拒否する場合は、おまるから始めたほうがスムーズです。

無理に補助便座に座らせようとすると、トイトレがストレスになり逆効果になることも。

2.足がつかず、うまく排泄できない

「補助便座に座らせると緊張してなかなか出ない…」「踏ん張れないみたい」という場合、おまるなら足をしっかりつけて安心感を得られます。

特に便秘気味のお子さんにはおまるが◎。

3.トイレの温度が苦手(暑い・寒い)

「冬は寒いから長く座りたがらない」「夏は蒸し暑くて嫌がる」など、トイレの環境が快適でないと、トイトレが進まないことも。

おまるなら居心地の良い部屋に設置できるので、リラックスしながら取り組めますよ。

4.家の中でトイレの位置が遠く、間に合わない

「トイレに行くまでの間に間に合わず失敗しちゃう…」という場合、おまるをリビングなど子どもの近くに置くことで、成功率をアップできます。

成功した方がお子さんの自信になるので、トイトレがスムーズに進む可能性がありますよ。

5.おしっこが出る感覚をつかみやすい

おまるは低い位置に座るため、自然な姿勢で排泄しやすく、「おしっこが出る感覚をつかみやすい」と言われています。

特にトイトレ初期の子におすすめです!

それでも迷う場合は…?併用もアリ!

「どっちがいいかわからない…」という場合は、無理に1つに決めなくてもOK!

最初はおまるで、トイレに慣れたら補助便座に移行

最初はおまるで安心感を持たせつつ、徐々にトイレでの排泄に移行しましょう

日中は補助便座、夜間や朝イチはおまる

朝起きてすぐや寝る前など、トイレに行くのが面倒なタイミングではおまるを活用するのも手です

おまると補助便座の「いいとこ取り」な一体型も!

最近は、おまるとしても使え、補助便座にもなる2WAYタイプの商品もあります。

「どちらが合うかわからない…」という場合に便利!

補助便座orおまるのおすすめ商品

ここでは、補助便座とおまるのおすすめ商品をご紹介します。

補助便座のおすすめアイテム

1.【リッチェル】ソフト補助便座

リッチェルの補助便座は、大人用トイレにポンと置くだけ。

大人用の便座の上に置くだけで簡単に使用できます。

便座の後ろ側がつながっていないU型なので排泄後のお尻が拭きやすいメリットが!

おしっこガード付きで、おしっこの飛び散りを防ぎ、丸洗いできるのでいつでも清潔です。

またがなくても大人のトイレと同様に座れるタイプなので、ズボンなどを脱がせなくてもOK。

取り付けられる便座サイズは奥行き26㎝以上、幅19〜22㎝なので確認してみてください。

また、スタンドとセットなら、補助便座を浮かせて収納でき、より衛生的ですよ!

2.【リッチェル】トイサポ補助便座

こちらは、またがず座るスタイルの補助便座。

自然と前屈みになる構造でお子さんが力みやすい設計です。

成長に合わせて2wayで使えるのも嬉しいポイント。

トイトレの初期はお子さんの安定のために持ち手のグリップありで使用、安定してきたらグリップを取り外すことができます。

おしっこガードも付いていて飛び散りを防止し、固定具付きで転倒やぐらつきを防止できるので安心ですね。

おまるのおすすめアイテム

1.コンビ】ベビーレーベル おまるでステップ

こちらの商品は、おまる・補助便座・ステップ(踏み台)と成長に合わせてステップアップできる機能があるもの。

それぞれの機能を使い分けることで、スムーズなトイトレになることが期待できますよ。

専用のパイルカバーもあり、柔らかい座り心地で快適です。

2.【ベビービョルン】スマートポッティ

こちらの商品は、コンパクトでスペースの限られた場所に最適。

ポッティは人間工学に基づいたデザインで、丸みを帯びた柔らかい素材でできています。

楽に座ったり立ったりできる設計で、底部のゴムにより、しっかりと床に固定され滑る心配がありません。

跳ねよけ防止のついた中桶は、そのまま取外せて洗えるので衛生面も安心ですね。

まとめ

トイトレは、お子さんのペースに合わせて進めることが大切です!

早くトイレに慣れたいなら「補助便座」を、足がついて安心感を重視するなら「おまる」を選ぶと良いでしょう。

お子さんの性格や環境に合わせて、無理なく進めていくのが成功への近道です。

トイトレグッズを上手に活用しながら、楽しくトイトレを進められるといいですね!

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