トイトレ(トイレトレーニング)を始めるときに、踏み台を用意するべきか迷うママは多いのではないでしょうか?
「うちは踏み台なしでできた!」という声もあれば、「踏み台があって助かった!」という声もあり、意見が分かれるところ。
踏み台なしでもトイトレは可能ですが、実は踏み台はとても便利!
子どもが自分でトイレに座れるようになったり、足がつくことで踏ん張りが効いたりとメリットは多いのです。
そこでこの記事では、「トイトレに踏み台はいらない」という意見を徹底調査した上で、実際に踏み台を使うメリットや選び方、おすすめ商品をご紹介します!
お子さんのトイトレをスムーズに進めるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
トイトレに踏み台はいらないって本当?

トイトレに踏み台入らないって聞いたけど、本当ですか?



「トイトレには必須!」という意見がある一方で、「なくても大丈夫!」という意見もあり、これからトイトレを始めるママにとっては悩むところですよね。
まず、踏み台不要派の意見にはどのようなものがあるのか見ていきましょう!
踏み台が邪魔になる
踏み台がいらないとされる1つ目の理由は、トイレの中で「踏み台が邪魔になるから」という意見です。
トイレのスペースは限られているため、狭い空間にはなるべく物を増やしたくないですよね。
特に狭い場合、大人が使う際に踏み台をいちいち移動させる必要があり、その手間を避けたいという意見もあります。
踏み台の置き場所に困る場合は、折りたたみ式のものなど邪魔にならないタイプのものを選ぶと良いでしょう。
ご自宅のトイレに合わせた踏み台を選べば解決できますよ!
わざわざ購入しなくても手持ちの踏み台を代用すればよい
2つ目の理由は、すでに洗面所やキッチンで使っている踏み台がある場合、それをトイレでも兼用できるという考え方です。
代用できるものがあれば、「トイトレのためだけに専用の踏み台を買うのはもったいない」と感じる人もいるでしょう。
もちろん、他のもので代用することは可能です。
ただし、トイトレ用ではないものだと、滑り止めがついていなかったり、高さが合わなかったりする場合があります。
代用する場合は、お子さんが安全に使えるものを選んでくださいね。
子どもを毎回抱えて便座に座らせるのが苦にならない
3つ目の理由は「トイレのたびに抱っこして座らせるのが苦にならない」という意見です。
確かに、子どもが小さいうちは親が手助けすることが多いので、踏み台がなくても問題ないこともあります。
しかし、子どもが成長して「自分でやりたい!」という気持ちが芽生えたときに、踏み台がないと不便を感じることも。
また、下のお子さんがいる場合は、トイトレだけにつきっきりになるのが難しいことも多いでしょう。
お子さんのトイトレとしっかり向き合うことには効果があるかもしれませんが、後々負担になるようなら踏み台を使用するのもおすすめですよ!
実は超便利!トイトレに踏み台があるメリット


では、踏み台を使うことでどんなメリットがあるのでしょうか?
子どもが自分でトイレに座れるようになる
トイトレの最終目標は、子どもが「自分でトイレに行き、座って用を足せるようになること」です。
最初のうちは一緒に付き添う必要があるものの、慣れてくれば子どもが親の手助けなしに便座に座れるようになります。
「1人でできた!」の自信につながることで積極的にトイレに行くようになり、自立を促すきっかけになりますよ。
足がしっかりつくことで踏ん張れる
子どもが便座に座ったとき、足がぶらぶらしていると力が入りにくく、うまく排便できないことがあります。
うまく排便ができないと、我慢して便秘の原因になる可能性も。
踏み台に足をつけてしっかり踏ん張れると、スムーズに排便しやすくなりますよ。
トイレトレーニングがスムーズに進む
トイトレでは、「子どもがトイレに行きたがる環境づくり」も大切です。
踏み台があることで、「自分でできる!」という成功体験が増え、トイレを嫌がることが減る可能性があります。
また、1日に何度も行くトイレに毎回親が付き添うとなると大変ですよね。
「自分でできる」ようになれば、親も楽になり、そのぶん別のことに手をかけてあげられるようになります。
トイトレ用踏み台の選び方|5つのチェックポイント


トイトレ用の踏み台にはさまざまな種類があり、選び方を間違えると「使いにくい」「結局不要だった」と感じてしまう原因に。
ここでは、トイレ用踏み台を選ぶ際に重視すべき5つのポイントを詳しく解説します!
ご家庭に合った、踏み台選びの参考にしてくださいね。
形状|トイレに合ったタイプを選ぶ
踏み台には大きく分けて以下の4種類があります。
1. アーチ型
アーチ型は、便器のカーブに沿う形でデザインされており、トイレにピッタリとフィットするのが特徴です。
メリット
・省スペースで邪魔になりにくい
・トイレに特化したデザインで安定感がある
・置きっぱなしにしても大人のトイレの邪魔になりにくい
デメリット
・トイレ以外では使えないものもあり、用途が限られる
・高さ調節できないものもある
2. 長方形型
長方形型は、シンプルな形で洗面台やキッチンなど、トイレ以外でも使えるのが特徴です。
メリット
・家の中で幅広く活用できる
・すでに持っている踏み台を流用できる場合もある
・価格が安いものが多い
デメリット
・コンパクトだが、トイレに置くとややスペースを取ることがある
・置きっぱなしにはしにくいため、片付ける必要がある
・高さ調節できないものが多い
3. 2段式タイプ
2段式タイプは、小さな階段のようになっており、高さのあるトイレでも子どもが無理なく登り降りできるのが特徴です。
メリット
・子どもが足をつける高さがちょうど良く、安定性があり、踏ん張りやすい
・小さい子どもでも登り降りがスムーズ
デメリット
・安定しているが場所をとる
・置きっぱなしにはしにくいため、片付けの必要がある
4. 補助便座一体型
一体型は補助便座とはしご型の踏み台が一体になっているのが特徴です。
メリット
・補助便座とはしごが一体になっているため、統一感のあるデザインのものが多い
・補助便座が取り外し可能なものもあり、成長に合わせて使える
デメリット
・掃除に手間がかかる
・使用後に折りたたむ手間がかかり、かさばりやすい
・組み立てが必要なものがある
高さ|子どもの足がしっかりつくものを選ぶ
トイトレ中の子どもはまだ体が小さいため、踏み台の高さが合っていないと、足がぶらついてしまい、排泄時に踏ん張れないことがあります。
子どもが座ったときに足裏がしっかりつく高さが理想的。
また、高さが低すぎると子どもがトイレに座るのに苦労するため、踏み台の上に立ったときに、スムーズに便座へ座れる高さかどうかも重要です。
そのため、体格や成長に合わせて高さ調節が可能なタイプを選ぶのが良いでしょう。
安全性|滑り止めや安定感をチェック
踏み台は子どもが登ったり降りたりするものなので、安全性は特に重要なポイントです。
以下の点をチェックしましょう。
1. 滑り止め加工があるか
床と接する部分にゴム製の滑り止めがついているものを選ぶと、踏み台がズレにくくなります。
また、踏み台の表面にも滑り止め加工が施されていると、子どもが足を滑らせにくく安心。
2. 重さと安定感
軽すぎると子どもが乗ったときに不安定になり、転倒のリスクが高まります。
適度な重さがあり、ぐらつきにくい踏み台を選ぶと安全です。
3. 手すり付きのタイプ
特に小さなお子さんの場合、手すりがあるとより安定感が増し、安心してトイレに座ることができます。
折りたたみ|収納しやすさも重要
トイレは限られたスペースの中で使用するため、「踏み台を置くと邪魔になる」という悩みを抱える家庭も多いです。
そのため、収納のしやすさも考慮して選ぶと良いでしょう。
1. 折りたたみ式の踏み台
折りたたみ式の踏み台は、使わないときにコンパクトに収納できるので、トイレが狭い家庭におすすめ。
一体型の踏み台でも、折りたたみ可能なものがありますよ。
2. トイレの形にフィットするデザイン
アーチ型の踏み台は便器に沿って設置できるため、トイレのスペースを有効活用しやすいです。
「踏み台を置くと大人が使いにくい」という家庭には、大人のトイレにも邪魔にならず、そのまま置いておけるものがおすすめ。
デザイン|子どもが気に入るものを選ぶ
トイレトレーニングをスムーズに進めるためには、子どもが「トイレに行きたくなる環境」を作ることが大切!
カラフルなデザイン:明るい色合いや、ポップなデザインのものは子どもが興味を持ちやすい
キャラクターもの:好きなキャラクターの踏み台なら、「トイレ=楽しい場所」と認識しやすくなる
シンプルなデザイン:長く使いたい場合や、家のインテリアになじませたい場合は、ナチュラルなデザインのものを選ぶのも◎
トイトレにおすすめの踏み台3選


ここでは、実際に人気のあるトイレ用踏み台をご紹介します。
【タンスのゲン】トイレ踏み台


こちらの商品はアーチ型の踏み台です。
踏み台の幅は63㎝あり、子どもが安心して足をつけられます。
耐荷重200㎏で大人の踏み出としても使用可能!
滑り止めの溝がついており、溝は幅広なのでお手入れも簡単。
高さ調節は4段階で調節でき、子どもの成長に合わせて使えますよ。
アーチ型の踏み台ですが、アーチ部分のフタがついている2Wayタイプなので、でトイトレが終わった後も踏み台として使用できるのも嬉しいですね。
【リッチェル】トイレサポートステップ
こちらの商品は2段のステップ式になっている踏み台。
子どもの足がトイレに座ってちょうど良く届く高さ25㎝で、しっかり踏ん張りが効きます。
ステップが2段あるので自分で登り降りが可能。
1段目までは12.6㎝、2段目までは12.4㎝と子どもでも登り降りしやすいステップの高さです。
プラスチック製で軽量、お手入れも簡単。
トイレにピッタリくっつけられるアーチ型になっている細かな設計も。
値段も手頃な上、色味がシンプルでトイレのイメージを壊しませんよ。
【Rozally】トイレトレーナー


こちらの商品は補助便座一体型の踏み台です。
踏み台購入の際には、「自宅のトイレに合うかどうか」は重要なポイント。
こちらは、家庭用のトイレに95%適合した設計で、万が一合わなかった場合は返金対応もあります。
補助便座の洗い替えクッションも付属で衛生的。
組み立てが不安な方に、フルカラーの説明書付きなのも嬉しいですね。
保育士が監修しているので子どもが安全に使えて安心。
使わない時は折りたたんで自立でき、コンパクトに収納可能で置き場所に困りません。
また、2段目の踏み台の位置が調整可能なのも嬉しいポイントです。
まとめ
トイトレに踏み台がいらないという意見もありますが、自立を促し、スムーズに進めるためには踏み台があった方が便利です。
「踏み台が邪魔」「手持ちの踏み台で代用できる」と感じる場合もあるかもしれませんが、トイレ専用の踏み台を用意することで、お子さんの成長に合わせたサポートができます。
お子さんに合った踏み台を選んで、トイトレを快適に進めていきましょう!