大きな行事を終え、ホッとしている保育士のみなさんは多いのではないでしょうか?
秋も深まり、紅葉が美しい季節。
おたよりでは、子どもたちが落ち葉を拾ったり、どんぐりを集めたりしながら、秋ならではの自然に親しんでいる姿を伝えます。
また、本格的な冬に向けた寒さ対策や、生活リズムの変化についても保護者の方へお知らせすると良いでしょう。
この記事では、乳児クラス・幼児クラス向けに11月のおたより挨拶文を書くポイントや例文をご紹介。
保育士のみなさんの、おたより作りに少しでも役立てば嬉しいです。
11月のおたより挨拶文を書くときのポイント

ここでは、11月のおたよりを作成する際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
10月に運動会があった場合は、行事への参加に対する感謝の気持ちを添えると良いでしょう。
運動会の振り返りを伝える
運動会を終えた後の達成感や、子どもたちの頑張りを保護者へ伝えます。
また、当日に応援してくれたことへの感謝の言葉を忘れずに添えるようにしましょう。
【例文】
「先日は運動会へのご参加、温かい応援をありがとうございました。子どもたちは練習の成果を発揮し、一生懸命競技に取り組む姿が印象的でした。大きな行事を終え、また一つ成長した子どもたちの姿をこれからも見守っていきたいと思います。」
秋の自然や遊びについて触れる
11月は落ち葉やどんぐりなど、秋の自然がたくさん見られる季節です。
戸外遊びでの発見や、園での活動を交えて伝えると良いでしょう。
【例文】
「紅葉が美しく色づき、園庭でも落ち葉が舞う季節になりました。子どもたちは色とりどりの葉を拾って観察したり、どんぐりや木の実を使った遊びを楽しんでいます。秋ならではの自然にたくさん触れながら、季節の変化を感じていきたいと思います。」
寒暖差と体調管理について知らせる
11月は日中と朝晩の気温差が大きく、風邪をひきやすい時期です。
衣服の調節や、体調管理の大切さを保護者へ伝えましょう。
【例文】
「朝晩の冷え込みが厳しくなり、日中との寒暖差が大きくなってきました。園では、衣服の調節をしながら、体をしっかりと温めて過ごせるよう心掛けています。引き続き、手洗い・うがいの習慣を大切にしながら、元気に過ごしていきたいと思います。」
生活リズムの変化に注意する
日が短くなり、生活リズムが乱れやすい時期です。
夜更かしや朝の寒さによって寝起きの悪くなる場合がありますが、早寝早起きを心掛けるよう保護者の方へアドバイスを入れると良いでしょう。
【例文】
「日が短くなり、夕方になるとあっという間に暗くなる季節になりました。気温が下がると朝の目覚めがスムーズにいかないことも増えてきます。おうちでも、早寝早起きを意識しながら、生活リズムを整えていただけますよう、よろしくお願いいたします。」
11月のおたより挨拶例文(乳児クラス)


例文1
秋も深まり、朝晩はぐっと冷え込むようになりましたね。
園では落ち葉を踏みしめたり、どんぐりを触ったりしながら、自然の変化を楽しんでいます。
寒い日も増えてきますが、室内外で元気に遊びながら、健康に過ごしていきたいと思います。
例文2
赤や黄色に染まった葉っぱを手に取って、不思議そうに見つめる子どもたちの姿が微笑ましい季節。
寒さに負けず元気いっぱいに過ごせるよう、衣服の調節や体調管理に気を配りながら、楽しく過ごしていきたいと思います。
11月のおたより挨拶例文(幼児クラス)


例文1
園庭には落ち葉のじゅうたんが広がり、子どもたちは元気いっぱいに駆け回っています。
拾った葉っぱや木の実を使って製作を楽しんだり、秋の自然を感じる遊びをしたりと、子どもたちは身体いっぱいに季節を楽しんでいます。
気温の変化が激しい時期ですので、衣服の調節をしながら、元気に過ごしていきたいと思います。
例文2
運動会では、子どもたちの頑張る姿にたくさんの感動をいただきました。
一人ひとりが、本番で力を出し切ったことで見せてくれた自信に満ちた表情が忘れられません。
保護者の皆さまにおかれましては、たくさんのご声援、本当にありがとうございました。
今月に入り、朝晩の冷え込みが厳しくなり、冬の訪れを感じる季節になりました。
日が短くなり、生活リズムが乱れやすくなる時期ですが、しっかり体を動かしながら、健康的な生活を心掛けていきたいと思います。
おうちでも温かくして、元気に過ごしてください。
まとめ
11月のおたよりでは、先月の運動会への感謝や、自然に触れる遊び、寒暖差による体調管理について伝えることがポイントです。
朝晩の冷え込みが厳しくなるため、衣服の調節や生活リズムの変化についても触れておくと、保護者の方にとって役立つ内容になります。
季節の移り変わりを楽しみながら、子どもたちと一緒に元気に過ごしていけると良いですね。