「仕事復帰したら、朝の準備って間に合う?」「帰宅後はバタバタで子どもと過ごす時間がなくなるのでは…?」—こんな不安を感じているママは多いのではないでしょうか?
私も復職前は、「ちゃんと時間通りに動けるのかな?」「子どもがぐずったらどうしよう」と心配でした。
でも、実際に時短勤務で働き始めて感じたのは、「朝と夜の流れを決めておけば、意外と回る!」ということ。
もちろん、子どもの気分や体調によって想定通りに進まないこともありますが、大まかな流れと時短の工夫があれば、焦らず対応できるようになります。
この記事では、復職後のリアルなスケジュールを元に、「朝のスケジュール」「夜のスケジュール」のポイントを詳しくご紹介!
復職前に、少しでもママの不安を減らすお手伝いができたら幸いです。
はなえママの家族構成&働き方

復職がうまくいくか不安です…。



私も仕事復帰が近づいてくるにつれて、とても不安でした。
でも大丈夫!計画を立てて、少しずつ不安を解消していきましょう!
まずは、私の家族構成と働き方を紹介しますね。
- 3歳&1歳の2児のママ
- 時短勤務(9:00〜16:00)
- 子どもは別々の保育園に通園
- 通勤手段は自転車(下の子の保育園 上の子の保育園 勤務先)
- 夫はシフト制勤務&自転車通勤(遅めの勤務の日は下の子のみ送る場合あり)
育休前の勤務先は電車で1時間以上の場所。
復職するにあたって会社と相談し、自転車通勤できる場所に異動させてもらいました。
それでも、朝は8時すぎに家を出る必要があるので、朝の準備はスピード勝負!
帰宅後も17時頃に家に着く流れになるので、夕方〜夜の時間の使い方が重要です。
それでは、朝と夜のバタバタをどう乗り切るか、リアルなスケジュールとともにご紹介していきます!
朝のスケジュール:タイトな時間を乗り切るコツ3つ


朝の時間は、家を出る時間が決まっているため、最もタイトな時間帯です。
特に、子どもが2人(3歳・1歳)いると、「思うように進まない!」ことなんて日常茶飯事!
私自身、復職前に想定していた時間配分ではまったく間に合わず、何度も調整しました。
【朝のスケジュール】
6:00~6:15 起床・自分の身支度・洗濯
6:15~6:45 子どもの身支度・朝ごはん準備
6:45~7:30 子ども朝ごはん
7:30~7:40 食器片付け
7:40~7:50 洗濯干し
7:50~8:05 登園準備・保育園送迎&職場へ移動
朝のポイント①「6時までは寝室で過ごすルール」でスムーズに
子どもがいると、「自分だけ早く起きてゆっくり準備」が難しいことってありますよね。
我が家の場合もそうで、私が早く起きると下の子が起きてしまうのです。
夜通しぐっすり眠れるタイプではないこともあり、「少しでも寝ていてほしいけど、朝の時間はどう確保しよう?」が課題でした。
そこで、試行錯誤の末に決めたのが、「6時までは寝室で過ごすルール」。
復職前には「もっと早く起きて夜ごはんの下ごしらえしよう」なんて考えていましたが、「ママがいない!」と泣き叫ぶ我が子をあやすほうが大変。
少し早起きではありますが、これをルール化してから朝のバタバタが減りました!
朝のポイント② 朝ごはんは「固定メニューなし」で柔軟に対応
よく「朝ごはんは固定メニューにすると楽」と言われますが、我が子たちは偏食・食べムラがあり、同じものが続くと食べなくなるので、固定メニューにはできません。
とはいえ、毎朝何を作るか考えるのも大変…。
そこで、「主食・タンパク質を組み合わせるだけ(+番外編)」 というルールを作りました。
【主食】
2人とも白米か焼きおにぎり
【タンパク質】
上の子:納豆、ウインナー、手作りそぼろ、目玉焼き
下の子:牛乳(そのまま飲むかポタージュにする)、手作りそぼろ、ヨーグルト
【+番外編】
上の子:カレー、りんご、バナナ
下の子:お茶漬け、ふりかけ、コーンフレーク、シリアル
とにかく、2人とも偏食・食べムラがひどく、食べてくれるレパートリーもバラバラ。
しかし、それぞれの好きな組み合わせを意識することで、毎朝の献立には悩まなくなりました。
また、食べるのに時間がかかることを想定して、早めに食事スタートするのも大事なポイントです。
朝のポイント③ 保育園&仕事の準備は「前日」が鉄則!
朝バタバタしないために、保育園の準備や私の仕事の準備は、前日の帰宅後すぐに済ませます。
準備は前日に完了しておくので、朝は上の子の水筒と荷物チェックのみ。
子どもや自分の服も前日の夜にセットしておくと、朝の着替えがスムーズですよ。
連絡帳はアプリなので、前日に記入できるものは打ち込んで一時保存しておきます。
「朝の時間を増やす」のではなく、朝にやることを減らすのが最大の時短テクニックです!
夜のスケジュール:スムーズな寝かしつけまでのコツ4つ


仕事が終わってから寝かしつけまでの時間は、「お迎え・帰宅・ごはん・お風呂・寝かしつけ」と、やることが盛りだくさん!
でも、夜は子どもが疲れてぐずりやすい時間帯なので、スムーズに進める工夫が欠かせません。
【夜のスケジュール】
16:50~17:10 帰宅・手洗い・足洗い・荷物片付け
17:10~17:30 洗濯取り込み・片付け(子どもたちは遊びの時間)
17:30~18:00 夜ごはん準備(時間があれば子どもたちと遊ぶ)
18:00~19:00 夜ごはん
19:00~19:15 片付け・お風呂準備
19:20~20:00 お風呂・スキンケア・水分補給・歯磨き
20:00~21:00 絵本・寝かしつけ
21:00~21:20 片付け
21:20〜23:30 お風呂・仕事・副業・リラックスタイム・就寝
夜のポイント①帰宅後すぐに「手洗い&足洗い」でウイルス対策
保育園から帰ると、すぐに遊びたがる子どもたち。
でも、そのまま遊び始めると保育園からもらってきたウイルスを家の中に撒き散らすことに。
我が家のお風呂は、夜ごはんの後なので、ここで体調管理のために、ウイルス対策をしっかりしておきます。
そこで、帰宅後の流れをルーティン化!
- 玄関で靴を脱いだら、そのまま洗面所へ直行(手洗い・足洗い)
- 荷物を片付けて、明日の準備をしたら遊びの時間
この「手洗い・足洗い」を最初に習慣化することで、ウイルス対策ができ、次の行動にもスムーズに移れるようになりました!
夜のポイント②夜ごはんは「メインだけ当日調理」+「作り置き副菜」で時短
時短勤務とはいえ、帰宅後にゼロから夜ごはんを作るのは無理!
そこで、副菜は週末に作り置きし、平日はメインだけ調理することにしました。
肉や魚は週末に小分け冷凍+下味冷凍で、焼くだけや煮るだけといった簡単に調理できるもの。
子どもたちの主食となるご飯は、一つひとつ小分け冷凍にしてあるので、副菜と一緒に温めれば完成です。(大人のご飯は、夫のダイエットのためもち麦ごはんを別に炊いています)
また、下の子は卵黄の消化管アレルギーなので、アレルギー対応の作り置きを別に準備しておきます。
一緒に食べられるものは取り分けますが、食べムラ対策のためには専用の作り置きもまだまだ必須です。
それでも、週末の作り置きがあるおかげで、毎日の負担はかなり減りました。
夜のポイント③ごはんの後にお風呂!寝かしつけまでスムーズに
夜ごはんの後、食器はすぐ片付けて、その間にお風呂の準備。
我が家はごはんを食べると汚れるので、夜ごはん お風呂の流れを固定しています。
お風呂を沸かしている間に、お風呂後の着替え&スキンケアをセットしておくとスムーズ。
お風呂前には、部屋の明かりを少し落としておくことで、「お風呂の後は寝るんだ」というルールが子どもたちにも身につきました。
水分補給と歯磨きを済ませて寝室に行ったら、絵本の時間を読んでリラックスタイム。
このルールのおかげで、寝かしつけまでの流れがスムーズになりました。
夜のポイント④寝かしつけ後は、明日の自分を助けるための「ひと手間」を
寝かしつけ後の家事は「最低限」にしています。
やるのは、食器を食器棚に片付ける、お風呂で出したおもちゃを乾かしておく、これだけです。
あとは、仕事や副業、リラックスする時間にあてています。
時短勤務なので、時間がなくてどうしても持ち帰る仕事がある場合はこの時間にササっと。
ダラダラしすぎて寝るのが遅くなると、次の日に響くため、「やること」をリスト化して、時間を有効的に使うようにしています。
仕事の休憩時間にでも思いついた「やること」をアプリなどにメモしておくと効率がいいですよ。
時短ワーママが教える「復職前にコレやって!」


復職前には、とにかく「試してみる」のがおすすめ!
実際に動いてみると、頭の中のイメージってうまくいかないことが多いんです。
復職してから焦らないためにも、また、子どもにルーティンを身につけてもらうためにも、時間があるうちに試しておきましょう!
大まかな流れがあると、うまくいかないことがあってもリカバリーしやすくなります。
朝夜のルーティンを試してみる
復職前に、朝と夜のルーティンを試してみるのをおすすめします。
子どもの朝ごはんや身支度などの時間を測って、スケジュール化。
スケジュールをもとに、「この時間に家を出る」を想定して、一度シミュレーションしてみましょう。
どこに時間がかかるのか目安がわかると、時間配分も変わってきますよね。
我が家はごはんに時間がかかるので、食事時間を長めに取り、早く食べ終わればその分の余裕ができるようにしました。
時短レシピやアイデアを作っておく
我が家は週末のお昼寝時間に、副菜の作り置きをしています。
仕事が始まってから試すと大変!今のうちにレシピを増やしておくといいですよ。
きんぴらごぼう、かぼちゃ煮など温めてそのまま出せるようなものや、ほうれん草などを茹でておいて、当日に調味料で味付けするだけのものがあると便利。
メイン料理のための下味冷凍もあると助かります。
材料が揃っていて作るだけ!状態のミールキットなどを試してみるのもいいですね。
また、大まかな1週間のメニューを決めておくと、帰宅後のに焦らず準備できますよ。
子どもの気分や体調によって、メニューを入れ替えるなどの対応ができるため、食材も無駄にしないで済みます。
夫と送迎や家事分担などのすり合わせをする
1人で準備しがちですが、子育ては2人でするもの!
送迎や家事など、「平日はどこまでできるか?」をよく話し合っておくことは大事です。
我が家の夫は家事が苦手なので、家事は私がやることにして、子どものごはんや身支度をしてもらうようにしました。
家事は私がやることにしたとはいえ、洗濯を夜干しにしてみたり、作り置きをしてみたりと、復職に向けて試していることは全部アピール!
復職に向けての努力は、2人で分け合うようにしましたよ。
子どもの体調不良に、どちらがお迎えに行くかも話し合っておきましょうね!
まとめ
これから復職を控えているママは、「朝の流れ」「夜の流れ」を意識して準備しておくと、スムーズに時短ワーママ生活をスタートできます!
でも、最初から完璧にできなくても大丈夫。
少しずつ調整しながら、自分の家庭に合ったやり方を見つけていけばOK!
復職前の不安を少しでも減らし、スムーズなワーママ生活をスタートさせましょう!