本格的な暑さの中、保育士のみなさんは体調など崩されていませんか?
8月は一年の中でも最も暑い時期。
子どもたちは、夏休みの楽しい思い出が増える一方で、暑さや疲れが影響しやすい時期でもあります。
保育園ではプール遊びや夏祭りなどの行事が行われることが多く、子どもたちが元気に過ごせるように家庭でも体調管理に配慮してもらう必要があります。
この記事では、乳児クラス・幼児クラス向けに8月のおたより挨拶文を書くポイントや例文をご紹介。
ポイントや例文を参考に、保育士のみなさんのお仕事が少しでも楽になれば嬉しいです。
8月のおたより挨拶文を書くときのポイント

ここでは、8月のおたよりを作成する際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
夏の暑さと体調管理について触れる
8月は猛暑が続くため、熱中症対策や水分補給の大切さに触れるとよいでしょう。
特に、登園前やお昼寝時の体調変化に気を配るよう呼びかけるのもおすすめです。
【例文】
「厳しい暑さが続きますが、子どもたちは元気いっぱいに過ごしています。汗をたくさんかく時期ですので、こまめな水分補給や休息をとりながら、無理なく活動できるよう配慮しています。」
プールや水遊びについて伝える
プールや水遊びができる時期も残りわずか。
遊びの様子や、子どもたちができるようになったことについて伝えると、保護者が活動内容をイメージしやすくなります。
【例文】
「暑い日が続く中、子どもたちはプール遊びを楽しんでいます。お水が顔にかかってもへっちゃらになったり、ワニ歩きが上手になったりと、それぞれのペースで成長しています。引き続き体調を見ながら、安全に楽しめるようにしていきます。」
夏祭りなどの行事に触れる
園によっては、8月に夏祭りを開催する場合があります。
子どもたちの楽しみや準備の様子を伝えると、ワクワク感が増しますよ。
【例文】
「いよいよ夏祭りの季節です。園でもおみこしを作ったり、盆踊りの練習をしたりと、お祭りムードが高まっています。当日はお子さんと一緒に夏の思い出を作りましょう。」
お盆休み後の登園渋りに配慮したメッセージを入れる
お盆休みを過ごした後は、久しぶりの登園を嫌がる子もいます。
家庭と連携してスムーズに園生活へ戻れるようなメッセージを入れると良いでしょう。
【例文】
「お盆休みが明けると、久しぶりの登園を不安に感じるお子さんもいるかもしれません。園では安心して過ごせるよう、いつも通りのリズムで温かく迎えます。ご家庭でも登園前に楽しい話をするなど、無理のない形で送り出していただければと思います。」
8月のおたより挨拶例文(乳児クラス)


例文1:暑さ対策・プール遊び
暑さが厳しい毎日ですが、子どもたちは元気いっぱい過ごしています。
水遊びでは、水の感触を楽しみながら、それぞれのペースで慣れてきた子どもたち。
今では、水遊びの準備が始まると、「早くやりたい!」と言わんばかりの満面の笑みで待っていてくれます。
残りの水遊びも、水分補給をしっかり行いながら、安全に楽しく過ごせるよう配慮してまいります。
例文2:お盆休み後の登園について
楽しい夏休みを過ごしたお子さんも多いと思います。
楽しかった思い出を一生懸命伝えようとしてくれる姿がとてもかわいらしいです。
ご家族との時間を楽しんだ分、休み明けは久しぶりの登園に戸惑うこともあるかもしれません。
一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、ゆったりとした気持ちで過ごせるよう心がけていきますので、ご安心ください。
8月のおたより挨拶例文(幼児クラス)


例文1:夏祭りへの期待
8月といえば夏祭りの季節。
園でも子どもたちと一緒にお祭りごっこを楽しんでいます。
法被を着たり、おみこしを担いだりと、地域の文化にも触れながら、日本の夏を感じています。
当日もみんなで楽しい時間を過ごせることを楽しみにしています。
例文2:暑さに負けない工夫
連日暑い日が続いていますが、元気な子どもたちの姿にこちらもパワーをもらっています。
室内遊びの工夫やこまめな休憩を取り入れながら、無理のない形で夏を楽しめるようにしています。
暑さで食欲が落ちることもあるので、ご家庭でも食事や水分補給に気をつけていただければと思います。
体調の変化等ありましたら、いつでもご相談ください。
まとめ
8月のおたよりでは、夏の暑さ対策やプール遊びの様子、夏祭りの楽しみ、お盆休み後の登園渋りなどを盛り込むとよいでしょう。
暑さに負けず、楽しい思い出を作れるように園と家庭が連携しながら過ごしていきたいですね。
次月も元気に登園できるよう、引き続き体調管理に気をつけていきましょう。