保育士のみなさん、新年度から2ヶ月が経ち、少しずつクラスは落ち着いてきましたか?
6月は梅雨の時期で、雨の日が増え、室内遊びが多くなる季節。
また、気温や湿度が上昇し、食中毒や熱中症への注意が必要になります。
保護者の方へ適切な情報を伝えながら、季節感を感じられる挨拶文を作成しましょう。
この記事では、乳児クラス・幼児クラス向けに6月のおたより挨拶文を書くポイントや例文をご紹介します。
ぜひ、おたより作りの参考にしてくださいね。
6月のおたより挨拶文を書くときのポイント

保育士として2ヶ月ほど経ったこの時期。
おたより作りにも慣れてきましたか?
ここでは、6月のおたよりを作成する際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
梅雨の時期の過ごし方を伝える
6月は雨の日が多く、室内遊びの工夫が求められます。
おたよりでは、園での過ごし方やご家庭での楽しみ方を伝えるとよいでしょう。
【例文】
「梅雨入りし、雨の日が続く季節となりました。子どもたちは園での室内遊びを楽しんでいます。お部屋の中でも、リズム遊びや製作活動などを通して、体を動かしながら楽しく過ごせるよう工夫しています。」
雨具の扱いについてお願いする
本格的な梅雨に入り、雨具を使用することが多くなるこの時期。
長靴やレインコートの準備、濡れた衣服の管理について、保護者に協力をお願いする文を入れると親切です。
【例文】
「雨の日には、長靴やレインコートのご準備をありがとうございます。お子さま自身が片付けしやすいよう、お名前の記入や、収納袋のご準備、または玄関先のハンガーの使用をお願いいたします。」
気温・湿度上昇に伴う体調管理について伝える
6月は湿度が高くなり、食中毒や熱中症のリスクが高まります。
園での対策を伝えるとともに、家庭での注意点も共有しましょう。
【例文】
「気温や湿度が上がる時期となり、園では水分補給をこまめに行い、室温管理を徹底しております。ご家庭でも、朝ごはんをしっかりと食べることや、汗をかいた際の着替えの準備をお願いいたします。」
衣替えのお願いをする
夏に向けて、衣服の調整が必要になります。
着替えの準備や衣類の調整について伝えましょう。
【例文】
例文: 「6月に入り、暑い日も増えてきました。園では子どもたちが快適に過ごせるよう、衣服の調整を行っています。汗をかいた際に着替えられるよう、衣服を多めにご準備いただけますと助かります。」
6月おたより挨拶例文(乳児クラス)


例文1
梅雨の時期を迎え、雨の日が多くなってきました。
お散歩に行けない分、お部屋での遊びも充実させながら、子どもたちが楽しく過ごせるよう工夫しています。
気温や湿度が高くなるこの時期は、体調を崩しやすくなるため、園でも水分補給や室温管理に気を配っています。
お家でのお子さまの体調に変化がありましたら、お知らせください。
例文2
6月に入り、季節の変わり目で気温差が大きい日が続いています。
子どもたちは元気いっぱいに過ごしていますが、汗をかくことも増えてきました。
快適に過ごせるよう、薄手の着替えを多めにご用意いただけると助かります。
雨の日が続きますが、お部屋の中でも楽しめる遊びを工夫しながら過ごしていきます。
6月おたより挨拶例文(幼児クラス)


例文1
梅雨入りし、雨の日が多くなってきました。
戸外遊びができない日もありますが、製作や運動遊びを通して、室内でも楽しく過ごせるようにしています。
暑い日も増え、汗をかくことも多くなるため、水分補給をこまめに行い、快適に過ごせるよう心がけています。
汗をかいた際にはお着替えもしますので、衣服を多めにご準備いただけますよう、お願いいたします。
例文2
6月に入り、夏の訪れを感じる日も増えてきました。
園では衣服の調整をしながら、子どもたちが元気に過ごせるよう努めています。
雨の日には、レインコートや長靴で登園することにウキウキしている様子の子どもたち。
お子さま自身が片付けしやすいよう、お名前の記入や収納しやすい袋があれば、ご用意をお願いいたします。
限りがありますが、玄関先のレインコートハンガーもご利用ください。
まとめ
6月は梅雨の時期で、雨の日が多くなりますが、室内でも楽しく過ごせるよう工夫することが大切です。
また、気温や湿度の上昇に伴い、食中毒や熱中症のリスクも高まるため、保護者の方と連携しながら体調管理をしていきましょう。
汗をかくと着替えの回数が増えるので、衣服を多めに用意してもらうことも伝えると良いですよ。
今回紹介したポイントや例文を参考に、保護者に寄り添ったおたよりを作成してみてくださいね。