自転車での保育園・幼稚園の送迎や、子どもの自転車デビューに欠かせないのがヘルメットです。
でもヘルメットは種類が多いので、「どんなヘルメットを選べばいいの?」「サイズはどのくらい?」と、実際に選ぶ段階になると悩む保護者の方はとても多いです。
2023年4月からは、大人を含めたすべての自転車利用者にヘルメット着用が努力義務化され、子どもには必ずかぶせたいと考えるご家庭も増えました。
そこでこの記事では、ヘルメットが必要な理由から、3つの視点からみる選び方、サイズの測り方や正しい装着方法まで、保護者目線で分かりやすくまとめました。
最後には、おすすめの子ども用ヘルメットもご紹介しているので、お子さんにぴったりのヘルメットを選ぶための参考にしてみてくださいね。
なぜ子どもにヘルメットが必要?
子どもにヘルメットは必要ですか?
自転車に乗る際、子どもの安全を守るためにもヘルメットはとても重要です。
ここでは、なぜヘルメットが必要なのか詳しくみていきましょう!
まず知っておきたいのは、なぜヘルメットが大事なのかということです。
自転車事故で大きなダメージを受けやすいのは、頭部です。
スピードが出ていないようにみえても、転倒したときは地面や縁石などに頭を強く打つ可能性があります。
ヘルメットを着用しているかどうかで、もしものときのケガの程度は大きく変わります。
頭を守ることは、命を守ることそのもの。
送迎で自転車に乗せる際や自転車デビューは、ヘルメットもセットと覚えておきたいですね。
送迎で使用する自転車については、こちらでおすすめを紹介しています!


ヘルメット選びの3つの視点|安全性・快適性・デザイン性


ヘルメットはどのように選べばいいのでしょうか?
ここでは、安全性・快適性・デザイン性の3つの視点からヘルメット選びのポイントを解説します。
安全性|まずチェックすべきは安全規格と素材
安全性の視点で重要なのは、頭を守る性能がしっかりしているかどうかです。
特にチェックしたいポイントは次の3つです
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| 安全規格マーク | SG・CE・CPSCなどの認証があるか |
| 素材 | 衝撃吸収性が高い発泡素材(EPSなど)が使用されているか |
| 固定力 | あご紐・調整ダイヤルなどで頭にフィットさせられるか |
特に、安全規格マークの有無は最優先レベル!
同じように見えるヘルメットでも、認証を受けているかどうかで安心度は大きく変わります。
また、軽くても固定がゆるければ意味がありません。
頭を振ったときにズレないか、見える範囲にかぶれているかも重要なポイントです。
快適性|軽くてムレにくく、長時間かぶっていられること
子どもは大人より汗をかきやすく、首もまだ発達途中です。
そのためヘルメットは軽くて、ムレにくく、フィット感があるものが理想。
快適性を見るポイントはこちら
| チェック項目 | 目安 |
|---|---|
| 重さ | 200〜350g程度(軽いほど嫌がりにくい) |
| 通気性 | 通気口の数・位置・内部の構造 |
| インナーパッド | 洗えるか・肌当たりが柔らかいか |
口コミでも多い声が「軽いものにしたら嫌がらなくなった」というもの。
軽くて通気性のあるヘルメットは、夏場や送迎での長時間使用でも快適です。
インナーパッドが取り外して洗えるタイプなら、汗・皮脂汚れに対応でき、衛生的に使い続けられます。
デザイン性|かぶりたい気持ちにつながるポイント
どれだけ安全でも、どれだけ快適でも子ども本人がかぶりたくなければ意味がありません。
ヘルメット習慣をスムーズにするために、次のポイントが役立ちます
| 観点 | 例 |
|---|---|
| カラー・キャラクター | アンパンマン、シンプルカラー、推し色など |
| 見た目の形 | スケートタイプ、スポーツタイプ、丸みデザイン |
| 親子・兄弟おそろい | 同じブランド・色違いなど特別感UP |
特に幼児期は、自分で選んだという気持ちが着用意欲を高めやすい時期。
デザイン性はただの見た目ではなく、自分からすすんでかぶるための工夫とも言えます。
年齢・用途別|どんなヘルメットを選べばいい?


同じ子どもといっても、1歳と6歳では頭の大きさも動き方も大きく違います。
ここでは年齢と用途ごとに、選ぶ際の目安をまとめています。
1〜3歳ごろ|送迎・三輪車・ストライダーの子
- 軽さとフィット感を優先
- 頭囲に合った小さめサイズ(例:46〜50cmなど)
- ソフトなインナーパッドで、肌あたりがやさしいもの
- 保護者がさっと着脱しやすいバックル
この時期は、自分から長時間かぶるというより乗るときは必ずかぶせる段階です。
重いと首に負担がかかるので、できるだけ軽量のモデルを選ぶと嫌がりにくくなります。
3〜6歳ごろ|自転車デビューの子
- サイズ調整ダイヤル付きだと長く使いやすい
- 通気穴がしっかりあるタイプだと夏場も快適
- 自分で色や柄を選ばせると、かぶりたくなりやすい
自分のヘルメットという意識が芽生える時期なので、デザイン性も大事なポイント。
きょうだいで共有するなら、男女問わず使いやすいシンプルカラーを選ぶのもおすすめです。
小学生以降|本格的に自転車に乗る子
- スポーツ系ブランドのジュニアモデルも選択肢に
- 前傾姿勢でも視界を妨げない形状
- 自転車通学を見据えるなら耐久性もチェック
坂道や長距離を走ることも増えるので、しっかり守れる+ムレにくいモデルが安心です。
キックボード・スケボーなど他のアクティビティにも使えるタイプだと、一つ持っておくと重宝します。
子どもが嫌がらないヘルメット選びのコツ


ヘルメットの一番の悩みどころが、かぶってくれない問題ですよね。
ここでは、日々の声かけや選び方でできる工夫をご紹介します。
色やデザインは本人の好みを優先
- 好きな色、キャラクター、柄から選ばせる
- 親が数点候補を絞って「どれがいい?」と選んでもらう
- 鏡でかぶった姿を見せて、「かっこいいね」「似合うね」と声かけ
自分で選んだものには愛着がわきやすいものです。
ママが買ってきたからより、自分で決めたヘルメットの方が、かぶる率が格段にあがります。
我が家は自転車屋さんに子どもたちを連れて行き、自分で選ばせました。
自分で選ぶとうれしいようで、その後「かぶりたくない!」ということはなくなりましたよ。
親子・きょうだいでリンクコーデ
- ママ、パパもヘルメットをかぶる
- 色違いのお揃いにする
- きょうだいで同じブランドに揃える
ママと一緒、きょうだいとお揃いというだけで、子どもはうれしく感じるものです。
ヘルメットを特別なアイテムとして、ポジティブな印象に変えていきましょう。
我が家の子たちが選んだのは、たまたま同じブランドでしたが、きょうだいでお揃いなのも進んでかぶってくれるポイントでした!
短時間から慣らしていく
- まずは家の中で数分だけ
- ベビーカーや三輪車など、スピードの出ない乗り物のときに練習
- 「ヘルメットかぶったら公園までおでかけだよ」と楽しみとセットにする
最初から長時間かぶせると、違和感から嫌がってしまうことも。
ヘルメット=楽しい外出とセットで覚えてもらうと、習慣化しやすくなります。
我が家の子たちは帽子嫌いだったので、ヘルメットは買ってから家の中で短時間練習したり、かぶって外に連れ出したりしていました。
「嫌なものではない」とわかるとスムーズにかぶってくれるようになりましたよ!
安全基準マークをチェックしよう


ヘルメットの安全性を見るときに目安になるのが、安全規格マークです。
代表的なものは次の通りです
- SGマーク:日本の安全基準を満たした製品に付くマーク
- CEマーク:ヨーロッパの安全基準を満たした製品に付くマーク
- CPSCマーク:アメリカの自転車ヘルメット安全基準
- JCF認定:日本自転車競技連盟の競技用ヘルメット基準
必ずしもすべてのマークが必要というわけではありませんが、少なくともどれかの認証を受けたものを選ぶと安心です。
ネット通販の場合は、商品ページの説明欄にSGマーク取得、CE規格合格などの記載があるかを確認してから購入しましょう。
子ども用ヘルメットの失敗しないサイズ選び


ヘルメット選びは、「かわいいから」「口コミがいいから」といって、サイズを適当に選ぶのはNGです!
大きすぎるとずれて視界をさえぎったり、転倒時に脱げてしまったりします。
正しく頭囲を測り、フィット感をしっかりチェックしましょう!
子どもの頭囲の測り方
子どもの頭囲を測るときはリラックスさせることが一番です。
姿勢が崩れているとメジャーの位置がズレてしまい、サイズを誤って測ってしまう可能性があります。
測定するママやパパも目線を水平に保ちましょう。
【頭囲の測り方】
- 柔らかいメジャーを用意する
- 眉の少し上あたりから、頭のいちばん出っ張っている部分(後頭部)を通るように一周
- たるみが出ないようにフィットさせて測る
ヘルメットの商品説明には、頭囲◯〜◯cmという表記があるので、その範囲に入っているものを選びましょう。
子どもの頭囲サイズ目安表
子どもの頭囲は年齢によって大きく変わります。
特に0歳〜3歳は成長スピードが速く、数ヶ月単位でサイズが変わることも珍しくありません。
ヘルメット選びでは、現在の頭囲を正しく測り、以下の表を参考に、対応サイズのモデルを選んでみましょう。
| 年齢の目安 | 頭囲の目安 | 成長の特徴・ヘルメット選びのポイント |
|---|---|---|
| 新生児〜3か月 | 約40〜42cm | 成長が速い時期。まだヘルメットは早いが、計測の参考に。 |
| 3〜6か月 | 約42〜44cm | まだ乗り物用ヘルメットは不要。測定習慣をつけると◎。 |
| 6か月〜1歳 | 約44〜46cm | 三輪車・ベビーカーに乗り始める家庭も。軽量+柔らかい着け心地が安心。 |
| 1〜1.5歳 | 約46〜48cm | 最初のヘルメットデビュー時期。小さめサイズ〜調整幅のあるモデルが適正。 |
| 1.5〜2歳 | 約48〜50cm | ストライダーやキックバイクで遊ぶ子も。調整ダイヤル付きを選ぶと長く使える。 |
| 2〜3歳 | 約50〜52cm | 個人差が大きい時期。フィット感重視・軽さが嫌がり対策に。 |
| 3〜4歳 | 約50〜52cm | Sサイズが合うことが多い。通気性や洗えるパッドの有無にも注目。 |
| 4〜5歳 | 約52〜54cm | 活動量が増える年齢。軽量性+安全認証マークの有無を確認。 |
| 5〜6歳 | 約54〜56cm | 自転車デビューする子が増える時期。サイズ調整機能必須。 |
| 6〜8歳 | 約56cm前後 | そろそろジュニアモデルがフィット。習慣化のしやすい着脱方式が◎。 |
| 8〜10歳 | 約57cm前後 | 大人用の小さめサイズも候補に。デザインへのこだわりが強くなる時期。 |
| 10〜12歳 | 約58cm前後 | サイズ選びは大人とほぼ同様。自転車通学なら耐久性重視がおすすめ。 |
【厳選】子ども用ヘルメットおすすめ6選


ここでは、子ども用のヘルメットを厳選してご紹介します。
お子さんに合ったものをみつける参考にしてくださいね!
OGK KABUTO BUNNY-HOP|迷ったらこれでOKの定番モデル
日本ブランドのOGKカブトは、国内の子どもの頭型を前提に設計されているため、フィット性に定評があります。
SGマーク取得済みで安心感はもちろん、デザイン展開も豊富。
サイズ調整ダイヤル付きなので、成長期でも長く使えるコスパの良いモデルです。
自転車・ストライダー・キックボードにも対応できる万能タイプです。
OGK KABUTO FR-KIDS|動き回るキッズに最適なズレないヘルメット
活発に動く4〜6歳の子どもにおすすめなのが、OGKカブトのFR-KIDS。
スケート、キックボード、自転車など、ハードな動きにもズレにくいフィット性の高さが魅力です。
後頭部にはアジャスターダイヤルが付いていて、子どもの頭の形に合わせてジャストサイズに調整可能。
しっかりフィットすることで、走行中や転倒時のブレを軽減し、安全性をさらに高めてくれます。
また、夜間や薄暗い時間帯の走行時に安心な反射シールを搭載。
視認性が高く、送迎や外遊びでも安心して使える設計です。
BELL ZOOM3|軽量×デザインで選ぶならコレ
ヘルメット専門ブランドとして世界的に知られるBELL(ベル)から、人気モデルZOOM2が進化した最新版が登場しました。
かぶりが深くなるようにシェイプが改良され、側頭部・後頭部までしっかり保護できる安心感の高い設計になっています。
魅力はなんといってもデザイン性の高さで、恐竜・車・宇宙・ユニコーンなど、子どもの「好き!」に刺さるラインナップが豊富。
あご紐やバックルまでカラーリンクされたこだわり仕様です。
重量はわずか約250gと非常に軽く、長時間の着用でも首が疲れにくいのもポイント。
通気口は10カ所あり、ムレやすい季節でも快適に過ごせます。
Giro Scamp|高い安全性と快適性を両立したモデルならコレ
MTB(マウンテンバイク)モデルをベースに開発されており、大人用ヘルメットと同等レベルの設計思想が取り入れられた信頼度の高い1台です。
最大の特徴は、衝撃をより多方向に分散できるMIPS(多方向衝撃保護システム)搭載モデルであること。
転倒や横方向からの衝撃にも強く、子どもの頭部をより確実に守れる設計になっています。
また、フィットシステムにはGIRO独自のRoc Loc Jr.を採用。
ダイヤル調整がしやすく、成長期の子どもの頭にも細かくフィットさせられます。
通気口は8カ所ありムレにくく快適で、重量は約230gと軽量で、長時間の着用でも首が疲れにくいのもポイントです。
Bern NINA / NINO|男女別デザインが選べる人気シリーズ
シンプルで洗練された見た目と、子どもが嫌がらない快適さを兼ね備えたのが、BernのNINA(ガールズ)/NINO(ボーイズ)シリーズです。
Bern独自のZIP MOLD+構造により、軽さと衝撃吸収性のバランスが高く、送り迎えの自転車からストライダー・キックボード・外遊びまで幅広く活躍します。
また、汗をかきやすい子ども向けに作られたバイザー付きインナーは取り外して洗濯OK。
衛生的に長く使えるのも保護者から支持される理由のひとつです。
後頭部にはベルクロ調整式のEZ-FITシステムを搭載し、成長に合わせた微調整が可能。
しっかりフィットするのに締め付け感が少なく、長時間の着用でも快適に過ごせます。
Mag Ride イチハチロク|超軽量+衝撃吸収の高バランスモデル
「とにかく軽くて安全なヘルメットを探している」「1歳でも嫌がらずにかぶれるものが欲しい」という家庭から支持されているのが、MagRide(マグライド) イチハチロク。
子ども向けヘルメットの中では珍しく、100g台(約186g)という驚きの軽さを実現。
首がまだしっかりしていない1〜3歳頃でも負担が少なく、ヘルメットが苦手な子でもかぶりやすい設計です。
安全面にも抜かりなく、競技用ヘルメットと同じインモールド構造を採用し、軽いだけでなく、衝撃吸収性・耐久性に優れています。
さらに、SG認証取得+PL保険加入済みのため、親としても安心して選べるポイントです。
バックルは、誤装着リスクのあるマグネット式ではなく、あえてカチッと固定できるバックル式を採用。
小さな子でも安全に使えるように設計されています。
ヘルメットの寿命と買い替えタイミング


意外と見落としがちなのが、ヘルメットにも寿命があるということ。
素材の経年劣化により、見た目はきれいでも衝撃吸収力が落ちてしまう場合があります。
ヘルメットは使用環境や保管場所にもよりますが、おおよそ3年程度が買い替えの目安といわれています。
直射日光の当たる場所や、車内など高温になりやすい場所に保管すると、さらに劣化が進みやすいです。
【こんな時は早めの買い替えを!】
- 大きな衝撃を受けて地面に強くぶつけた
- ひび割れ・欠けがある
- 内側のクッションがつぶれてフィットしなくなった
「まだ使えそうだから」とそのままにしておくと、いざというときに守りきれない可能性もあります。
下の子へのお下がりにする場合も、購入からの年数や状態を一度見直してみてくださいね。
まとめ
子どもの自転車ヘルメット選びで大切なのは、安全性・快適性・デザインのバランスです。
頭囲を正しく測り、安全規格やフィット感を確認しながら、子どもがかぶりたいと思えるものを選ぶことで、習慣化がスムーズになります。
ヘルメットは、ただのアクセサリーではなく、命を守る道具。
お子さんに合った一つを選び、安心して自転車時間を楽しんでくださいね。







