冷凍食品と聞くと、味が落ちる、野菜はパサパサというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?
そんな中で人気を集めているのが、野菜たっぷりの冷凍おかず・スープを届けてくれる「GREEN SPOON(グリーンスプーン)」です。
SNSでは「おしゃれで栄養バランスが良い」と評判ですが、一方で「高い」「美味しくない」といった声も見かけます。
そこで今回は、実際に我が家で注文してみた体験をもとに、リアルなレビューをお届けします。
GREEN SPOONを購入しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
美味しくないって本当?我が家がGREEN SPOONを選んだ理由
GREEN SPOONって美味しくないんでしょうか?
SNSで「美味しくない」との評価があると気になりますよね。
ここでは、我が家がGREEN SPOONを選んだ理由と、実際食べてみた感想を正直にご紹介します!
共働きで毎日忙しい中、夕飯の準備を短時間で済ませたいけど、手軽さだけで選ぶと栄養が偏るというのは、子育て世帯にとって大きな悩みです。
特に我が家は3歳の子どもが食べムラ・偏食がひどく、野菜を食べさせるのに一苦労。
栄養バランスを補える宅配食には以前から関心がありました。
そこで出会ったのがグリーンスプーン。
野菜をたっぷり使った主菜、スープやリゾットが冷凍で届き、レンジで温めるだけで完成するのは大きな魅力でした。
保存料や合成着色料を極力使わない点や、見た目も彩りが良い点も「子どもが手を伸ばしてくれるかも」という期待に!
冷凍庫に常備できれば、忙しい平日の夕飯や休日の手抜きごはんにも役立ちそうだと感じ、今回思い切って注文してみました。
【実食レビュー】味・食感・ボリュームを本音で評価!


いくら口コミや公式サイトの情報をチェックしても、やはり一番気になるのは「実際に食べてどうなのか?」という部分ですよね。
冷凍食品と聞くと水っぽい、具材がスカスカといったイメージを持つ方も少なくありません。
私自身も注文する前は、正直なところ「冷凍のスープやおかずで本当に満足できるのかな?」と半信半疑でした。
そこで今回は、届いたグリーンスプーンを家族で実際に食べてみて、味・食感・ボリュームの3つを中心に本音でレビューしていきます。
また、我が家の3歳の偏食っ子が食べてくれるかどうかもチェックしました。
以下では、それぞれのメニューごとに
【評価項目・内容(全て5点満点)】
- 味:全体の味付け、ソースや調味料のバランス
- 食感:冷凍食品としての仕上がり、具材の食感
- ボリューム:食事としての満足感(ご飯と合わせる前提)
- 気に入った点:特によかった・印象に残った点
- 少し気になった点:もう少し改善されると嬉しいポイント
を、5点満点で採点しながら紹介していきます。
まだ利用を検討中の方も実際のイメージが掴めるはずです。
レビュー1:鰹香る和風出汁の直火焼きハンバーグ






総合評価:
味:
鰹出汁の風味がしっかり効いていて和風ソースがご飯に合う。子どもから大人まで食べやすい味付け。
食感:
ハンバーグはふんわり柔らかく、ジューシーさも残っている。副菜の野菜はやや柔らかめ。
ボリューム:
ハンバーグが大きめで満足感あり。副菜もあり、夕飯として十分。
気に入った点:
和風で飽きずに食べられる。冷凍とは思えない香りの良さ。
少し気になった点:
女性や子どもは満足しそうなボリューム感ですが、大食いの男性は物足りないかも。
レビュー2:彩り野菜の本格チキンガパオ






総合評価:
味:
ピリ辛風味で大人向けの味付け。バジルとナンプラーの香りは少しあるもののエスニック感は弱め。
食感:
チキンのそぼろはしっとり、野菜はシャキッと感がやや残る。
ボリューム:
ご飯と合わせるとちょうど良い量。目玉焼きを追加しても美味しそう。
気に入った点:
彩りが鮮やかでテンションが上がる。エスニック気分は少なめだが、ご飯と合わせて美味しく食べられる。
少し気になった点:
辛さが苦手な方や子どもには向かない。
レビュー3:ハーブ香る白身魚の贅沢タルタルソース






総合評価:
味:
ハーブの爽やかさと濃厚なタルタルソースのバランスが絶妙。
食感:
白身魚はふんわり柔らか。衣はしっとりめ。
ボリューム:
魚のサイズは中くらい。副菜を含めると女性には十分、男性はやや軽いかも。
気に入った点:
洋食屋さんのような贅沢感がある。子どももタルタルで食べやすい。
少し気になった点:
魚なので、男性には物足りない量。
レビュー4:野菜たっぷりの甘辛プルコギビーフ






総合評価:
味:
甘辛い濃いめの味付けでご飯が進む。野菜にも味が染みていて食べやすい。
食感:
牛肉は薄めでポロポロと崩れるが柔らかい。玉ねぎやピーマンはしんなり。
ボリューム:
お肉は少なめだが、野菜がバランスよく入っていて満足感あり。
気に入った点:
お肉が柔らかいので子どもでも食べやすい。家族でシェアできる万能メニュー。
少し気になった点:
牛肉がもう少し厚みがあればより満足感が出る。
レビュー5:きのことほうれん草の濃厚チーズクリームリゾット






総合評価:
味:
チーズのコクがしっかり。きのこの旨みとほうれん草のほんの少しの苦味がアクセント。
食感:
お米はもち麦なのでプルプルした柔らかい食感。きのこは歯ごたえを少し残している。
ボリューム:
軽めの一食。朝食や夜食向き。
気に入った点:
濃厚なのに重たすぎず食べやすい。洋食好きには◎
少し気になった点:
お米の量が少ないので、男性や食べ盛りには物足りない。
レビュー6:Minesu&Rone濃厚トマトと野菜がおいしい特製ミネストローネ






総合評価:
味:
トマトの酸味と野菜の味が際立つ。スープとしては野菜が多くて満足感があるが、少し水っぽい味。
食感:
豆や野菜がごろっと入っていて噛みごたえあり。冷凍なのに食感が残っている。
ボリューム:
スープだけでも思った以上に満腹感あり。副菜や軽食にぴったり。
気に入った点:
彩り豊かで見た目もおしゃれ。野菜不足解消に最適。
少し気になった点:
100mlの水が必要だが、味が薄くなるので50mlくらいの方がしっかりめの味になりそう。牛乳を入れる方が良かったかも。
子ども(3歳偏食っ子)が「おいしい!」と食べたメニュー
グリーンスプーンを注文した理由のひとつが、「野菜嫌いの子どもが少しでも口にしてくれるかどうか」でした。
我が家の3歳児はかなりの食べムラ・偏食っ子で、特に野菜には手を出さないことが多いのですが、今回のラインナップの中で意外にも「おいしい!」と反応してくれたものがありました。
1.鰹香る和風出汁の直火焼きハンバーグ
- 出汁の香りがしっかり効いた和風ソースは少し甘めで、子どもでも食べやすい味付け。
- ハンバーグ自体がふんわり柔らかく、噛む力がまだ弱い子どもでも食べやすかった。
- 副菜の野菜は手をつけなかったものの、メインは完食でき、親としては「ご飯と一緒にしっかり食べてくれた」点が高評価。
2.きのことほうれん草の濃厚チーズクリームリゾット
- クリーミーなチーズの味わいが「シチューみたい!」と子ども受け良し。
- きのこの風味は残っているが苦味は抑えめでチーズが絡むと食べやすかたよう。ただ、ほうれん草とブロッコリーは緑感が強くて食べず。
- 朝食や軽めの昼食に出しやすく、子どもが進んで食べる一品に。
やはり、和風のやさしい味付けやクリーミーでまろやかな味は子どもが好む傾向にありました。
野菜単体だと敬遠しがちな子でも、ソースやチーズと組み合わせることで食べやすくなっているのがグリーンスプーンの良さだと感じます。
口コミ調査!「美味しくない?美味しい?」


実際に食べたレビューだけでなく、SNSや口コミサイトを見てみると、グリーンスプーンには賛否両論の声がありました。
ここでは「美味しくない」「良くない」と感じた人の意見と、「おいしい」「良い」と高評価した人の意見を整理して紹介します。
「美味しくない」「良くない」という口コミ
「おいしい」「良い」という口コミ
口コミを踏まえた結論
グリーンスプーンは「しっかりした野菜の味」「あっさりした味付け」が特徴なので、野菜好き・健康志向の人には高評価。
一方で、がっつり濃い味やボリュームを求める人には物足りないと感じられる傾向にあるようです。
また、一部で「味に当たり外れがある」との口コミもあったので、味の好みは分かれるメニューはありそうです。
GREEN SPOONのスペック徹底チェック


グリーンスプーンを実際に食べてみると、味や手軽さだけでなく「量は足りるのか?」「安全性は大丈夫?」「添加物は使われている?」といった疑問も出てきます。
ここでは、公式情報や実際の利用体験をもとに、ボリューム・食材の安全性・添加物の有無・品質管理といったスペック面を徹底的にチェックしていきます。
量は?他社の冷凍弁当と比べてどう?
グリーンスプーンの特徴は、一品ごとのボリュームは軽めでも野菜の量が多いことです。
ナッシュやワタミの宅配弁当と比べると、ご飯や主菜のインパクトはやや控えめ。
そのかわり、彩り豊かな野菜が大きめにカットされて入っており、「野菜を食べた満足感」はかなり高いです。
男性が夕飯として食べるなら、ご飯をしっかり盛り付けたり、もう一品加えると満足感が増します。
女性や子どもにはちょうど良い量感でした。
安全性は?産地や工場はどこ?
公式サイトによると、グリーンスプーンのメニューは国内の工場で製造されており、原材料も国産の野菜を中心に使用しています。
さらに「食材選びに妥協しない」という考えのもと、新鮮で安全な野菜や肉・魚を厳選し、遺伝子組み換え原料は使わない方針を掲げています。
冷凍食品というと「どこで作られているのか不透明」という不安を持つ方もいますが、グリーンスプーンは製造背景まで明らかにしているため、子どもに食べさせる上でも安心感がありました。
添加物は?どれくらい使われてる?
グリーンスプーンは「添加物に頼らず食材本来のおいしさを届ける」ことを大切にしています。
具体的には、保存料・合成甘味料・合成着色料・発色剤・漂白剤は一切不使用。
冷凍という保存技術を活かしているからこそ、余計なものを加えずに仕上げられています。
実際に食べても、市販の冷凍食品によくある「独特の風味」や「人工的な味付け感」は感じにくく、野菜そのものの甘みや旨みをしっかり楽しめました。
品質保証はどう?
安心で安全な食品を届けるために、国際基準に基づいた製造管理や独自基準の検査も徹底されています。
作り手自身が、心から安心して食べられることを前提にしているため、単なる冷凍弁当ではなく、品質面でも信頼できるサービスだと感じました。
料金プランとサービス内容


グリーンスプーンを検討するときに、やはり気になるのが「結局いくらかかるの?」という料金面です。
冷凍宅配サービスの中でもやや高めと言われるグリーンスプーンですが、実は定期プランや初回キャンペーンを利用するとお得に始められる仕組みになっています。
ここでは、基本料金・キャンペーン価格・送料を整理し、コスパの実態をわかりやすく紹介します。
定期プラン料金表
| セット数 | 通常料金 | 1食あたりの価格 | 初回キャンペーン価格 |
|---|---|---|---|
| S BOX(8食) | 6,784円 | 848円 | 750円(税込810円) |
| M BOX(12食) | 9,360円 | 780円 | 690円(税込745円) |
| L BOX(20食) | 15,020円 | 751円 | 670円(税込724円) |
キャンペーンは時期によって変動あり。
特に初回は割引率が大きく、定期便なら14%OFF〜とお得に試せます(2025年9月現在)
送料について
定期購入の場合、送料は全国一律990円(税込)。
ただし北海道は1,474円〜、沖縄は2,420円〜と地域差があります。
単品購入時は注文数や配送先によって変動するため、まとめ買いをしたほうが送料単価は安くなります。
サービス内容まとめ
- 定期プランでも回数縛りなし
- スキップ・停止・解約は自由(違約金なし/2回目以降から可能)
- 全40種類以上のメニューから自由に選べる
- 最短4日程度でお届け
- パウチ型容器(約15×20×4cm)で冷凍保存がしやすい
- 容器は電子レンジ非対応必ず耐熱皿に移して加熱
- 保存は-18℃以下の冷凍庫で、一度解凍したものは再冷凍不可
注意点と利用のコツ


グリーンスプーンは忙しい日常に便利ですが、利用前に知っておきたい注意点があります。
ちょっとした工夫で使いやすさが格段にアップするので、ぜひチェックしてみてください。
冷凍庫のスペースを確保しておく
商品はすべてパウチ型の冷凍パック(約15×20×4cm)で届きます。
スリムな形ですが、8〜12食をまとめて注文すると想像以上にスペースを取ります。
特に一人暮らし用の小型冷凍庫では入りきらないこともあるため、事前にスペースを空けておきましょう。
容器は電子レンジ非対応
パウチはそのままレンジ加熱できないため、必ず耐熱皿に移して温める必要があります。
ひと手間かかりますが、お皿に盛ることで見た目もよくなり、食卓に出しても違和感がありません。
スムージーにはミキサーが必要
スープやリゾットと違い、スムージーは冷凍のまま届くカット野菜やフルーツをブレンドして飲む仕様になっています。
そのため、ミキサーやハンドブレンダーが必須。
スムージーを目当てに注文する方は、調理器具があるか確認してから申し込みましょう。
定期購入はスキップ・停止が可能
「定期便=縛りがある」という不安を持つ方も多いですが、グリーンスプーンは回数の縛りや違約金がありません。
2回目以降はマイページから簡単にスキップや解約ができるので、安心して始められます。
忙しい時期だけ利用する、といった柔軟な使い方も可能です。
味の好みを見極める
口コミでも「野菜感が強い」「薄味」といった声があるように、グリーンスプーンは健康志向の味付けです。
初めての方はまずお試し価格で複数種類を試すのがおすすめ。
自分や家族の好みに合うメニューを見極めてから定期購入を続けると失敗がありません。
まとめ
グリーンスプーンは、「冷凍食品=味が落ちる」というイメージを良い意味で裏切ってくれるサービスでした。
野菜の彩りや風味がしっかり残っており、手軽に栄養バランスを整えられるのが大きな魅力です。
もちろん、コンビニ弁当や自炊に比べれば割高に感じることもあります。
しかし、保存料・合成着色料不使用、国産食材を中心とした安全性、栄養士監修のメニュー構成などを考えると、「価格に見合った価値がある」と感じる人は多いでしょう。
特に我が家のような共働き+小さな子どもがいる家庭では、冷凍庫にストックしておくだけで「あと一品がほしいとき」「自炊の余裕がないとき」の心強い味方になります。
子どもが実際に「おいしい!」と食べてくれたのも嬉しいポイントでした。
まずは、自分や家族に合うかどうかを試してみるのが一番の近道です。
気になった方は、ぜひお試ししてみてくださいね!

